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相続税の基礎知識

相続税の基礎知識

 

世の中には、生活をしたり何かを購入したりする等の上で、税金と言うものがかかってきます。その中の1つの税金となるのが、相続税です。被相続人(亡くなられた人)の固有の財産を、誰かに与えるのが相続ですので、被相続人が自由に持っている財産について処分する権利を持っているわけですが、この相続をする場合にも相続税と言う税金がかかる場合があります。

 

つまり、親族などが死亡したことによって、相続が発生し、その相続分を受け取ったり、財産を貰ったりする場合について発生する税金となります。この税金が設けられている理由としては2点あるとされています。

 

1つ目は、偶然に財産を得た事による不労所得である事。2つ目が、相続する特定の人に財産が集中してしまう事を抑える為だとされています。1つ目の不労所得と言うのは、人は生活をする上で、仕事をしたりする事によって、給料を貰い、生計を立てています。この労力がない状態で得たお金と言う事になるので、課税されると言う事になります。

 

このように、特定の人に財産が集中する事を抑えたり、労力なく得たお金に対しては、課税される対象となる場合があると言う事です。まず、相続税がかかる場合、相続の発生が必要です。相続の発生とは、被相続人(亡くなられた人)が死亡と同時に開始される事となります。

 

流れとしましては、相続開始と共に、相続人と、相続分を決定します。次に、必要であれば、単純承認や、限定承認、相続放棄などの手続きを行う事になります。ちなみに、相続放棄をした人については、相続を一切しないわけですから、当然の事ながら課税対象とはなりません。

 

次に遺産分割協議を行った結果、各種名義の変更などを行い、相続税の申告や納付などをする流れとなります。(先に遺産分割協議と相続税申告を行い、後から相続手続きを行うことでもOKです。)相続税の申告や、納税までの期間については、期限が設けられており、10か月と短い期間となっています。

 

ですので、自分で相続税が発生するかどうかの有無や、申告の仕方、または納税の仕方などがわからない場合は、速やかに税理士などの専門家に相談し、依頼した方が良いでしょう。

 

相続については、ある日突然起こる事が多くあります。被相続人の死亡によって、すぐさま相続が開始されますので、被相続人が遺言書を残していない場合や、どのくらいの財産があるかわからない場合は調べないといけませんし、相続人となる人が誰なのかを確認する作業も必要です。

 

その忙しい中での専門的な知識となりますので、わからない場合は迷わず専門家に相談するようにした方が手間が省けるでしょう。

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