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亡くなった人が株式を保有していたか調べるには

亡くなった人が株式を保有していたか調べるには

 

 故人が株式を保有していたか調べる方法は、故人の最後の住所先に届いた証券会社からのお手紙を見るのが一番早いです。また、証券会社にお問い合わせをすることでもよいでしょう。お問い合わせの方法はいくつかありますが、一番簡単な方法は直接証券会社に直談判しに行くことが良いでしょう。もちろん直接確認に行くので、本人確認に関わる書類(故人分と手続きに行く相続人分)や印鑑などは全て用意した上で訪問することが鉄則です。

 

 証券会社に訪問する前に、電話かメールなどでアポイントメントを取った上で訪問したほうがよいでしょう。最近の証券会社のホームページの質問コーナーでは、株式の保有者が亡くなった場合の対処法がきちんと書かれているので、そちらを参照して行動を起こすと良い結果になります。

 

 ただし、重要なことは本人確認の書類と、血縁関係にあることを証明できるかどうかという問題なので、血縁関係であると証明できない場合は、相続手続きが進まない可能性も発生してしまいます。戸籍上の血縁関係にある場合は、事前に役所にて亡くなった方との関係性を証明する範囲の戸籍謄本を用意しておくと良いです。

 

 他には、株式を管理しているアカウントを使用して、アカウント管理画面にログインする方法もあります。もちろん、アカウントにログインするために必要なパスワードを用意する必要はあります。最近の証券会社のログイン方法は難しくなってきており、物理的なトークンを使用することによる二段階認証を採用しているので、これまでそのようなものを利用したことがない方にとっては難しいものであると感じるでしょう。

 

 それらの利用方法は、証券会社の公式サイトに案内があるので、時間はかかりますが、ログインできないというほどではありません。上記のような方法をとらずに、初めから行政書士や司法書士等の相続の専門家に相談して、株式を調べてもらう方法もあります。専門家に相続財産の調査を頼むと、手続きがスムーズに進むので場合によっては専門家の利用もおすすめです。

 

 最近では遺産相続に関する問題や相談が相次いでおり、相談を行うだけであれば、無料で行うことができるので、迷ったときには自分で無理をして調べようとするのではなく専門家の意見を聞きましょう。証券会社のアカウントにログインをする際には、必ず故人が利用していたパソコンを使用することが好ましいです。

 

 サイトによってはブラウザのクッキーやOSのバージョンを記録しているものが存在しており、それらが異なっているとセキュリティの関係上ロックがかかってしまうことがあるのです。一度ロックがかかってしまうと数時間ログインできなくなってしまうほか、不正アクセスを行ったものであると認識される可能性もあるので、非常に危険です。

 

 そのため、そのような事態を未然に防ぐためにも、故人のパソコンを利用してサイトにアクセスすることが安全のためにも得策であると言えます。他に気をつけるべきことは、サイトを利用する際にセキュリティソフトの利用期限が切れていないか確認しましょう。死後数ヶ月経った状態であれば、使用していたパソコンのセキュリティソフトの有効期限が切れている可能性も否定できません。

 

 そのため、事前に無料でもよいのでセキュリティの対策を行っておくことを強く推奨します。感染した状態でサイトにアクセスすると、現金の送金先を書き換えられてしまうだけでなく、個人情報を悪用して様々な被害が発生してしまう可能性があるのです。

 

 免許証や健康保険証なども流出する危険があるので、事前のセキュリティの確保は確実に行っておくことが重要になります。それから、利用するネットワークは故人宅にあったパソコンを利用しなければ、これも不正アクセスであると疑われてしまいます。

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