不動産を査定したい！おさえておきたいポイントは？

不動産を査定したい！おさえておきたいポイントは？

　相続をする際に財産として含まれるものの中に土地などの不動産が含まれている事は多くあります。この不動産に引き続き住んだりする場合は、売却などは考えなくて良いですが、自分の家があり、その不動産に住む事はないなどの理由によって売却を考える時はあります。この際に、まずはその不動産にどのくらいの価値があるのかを査定して貰う必要があるわけですが、どのように査定を行って貰えばよいのでしょうか。

　まずは、査定を考える前に、その不動産を実際に査定する時期が来る事を考えて、業者を選別しておく事も大切なポイントと言えます。不動産業者は、それぞれでタイプが異なる為、その不動産業者がどのような営業を行っていたり、広告などを出しているのかを予めチェックしておきましょう。そうする事によって、実際に査定が必要となった場合に、選別をすると言う手間が省けます。

　また、選別する会社は、3社以上ピックアップしておくと良いでしょう。1つや2つなどに限定すると、それぞれ査定して貰った時に金額を比較するにはちょっと足りないと言う事になりかねませんので、最低でも3社以上は選別しておく必要があります。

　また、査定に関しては、成約事例や市場動向などの同じ市場データを元にして査定されますので、大体どこの不動産に依頼をしたとしても、そこまで大きな金額に差が生まれる事はないと言えます。マンションの場合は特に売買の事例が多い為、差が生まれにくいと言われています。しかし、土地や一戸建てなどの不動産の場合は、市場データに関する分析の方法が違う場合があったり、ニーズを読み違える場合がある為、マンションに比べると差が出る可能性はあると言えます。

　また、査定を各不動産業者にお願いした際、あまりにも多額の査定をつける業者にはお願いしない方が良いです。他の不動産業者が大体同じくらいの金額を提示しているにも関わらず、多額の査定をつけると言う事は、ニーズなどを読み違えている可能性があり、結果売れないと言う問題に繋がりやすい傾向があります。

　買う側も、この辺であれば、このくらいだろうと大体の予算がありますので、あまりにも高額であれば、いつまで経っても売れません。ですから、この査定の結果もチェック項目としては重要なポイントと言えます。また、近年オンライン査定と言うものが増えていますが、実際に目で確認して頂き査定して貰う事が大切です。劣化などがある場合は、査定にも差が生じる可能性がある為です。

　更に、査定を行う不動産業者の販売方針についてはしっかり確認しておく方が良いでしょう。
その上で納得が行く業者にお願いする事をオススメします。